こんにちは!アキです。
今回は合気道やっている人は共感してくれるであろう「あるある」を書いていきます。
道場の探し方や雰囲気についても書いているので、「これから合気道始めようかな〜」て人にも参考になるかもしれません。
それでは早速行ってみましょう!
「合気道ってあの怪しいやつ?」と言われる
合気道をやっていると言うと、「合気道って触れずに人投げたり吹き飛ばしたりするやつ?」と言われたりすることがあります。
「そうじゃないよ!」って言いたいんですが、空手や柔道ほどメジャーでは無いため伝わりづらく、いつも説明に困るんですよね。
私的には「相手の力を上手く流して制することを目指している武道です」ってのが1番簡潔でしっくりきますが、なんか高貴ぶってて鼻につきますね。
「身体操作の面白さを学ぶのに向いている武道」って言い方だととてもマイルドになりますが、なーんかイマイチしっくりこないんですよねー。
皆さんの中で合気道を簡潔に説明できる良い表現を思いついた方がいましたら、是非コメントで教えてください!
先輩の技が後輩にかからないと気まずい空気になることがある
これはたまーにある程度です。
基本的に、「稽古年数が長い=技の熟練度が高い」ので、先生の技は後輩が合わせなくてもかかることが多いです。
男女間であったりして体格や筋力の差が大きかったりすると、体が柔らかかったりすると技が上手くかからなくなることがあるんですよねー。
そう言う時、余裕がなくなってか先輩の表情が暗くなり、その空間だけ空気が重くなりますね。
誤解がないように言っておきますが、こう言った先輩は一部であり、少なくとも私の周りでは大部分が「分からないから後でもっと上の先輩に聞きに行こう!」って前向きな人達ばかりですよ!
「俺の技が正統派!皆んなの技は間違っている!」て人がいる
かなり稀かもしれませんが、実際にありました。
他の武道にも言えることだと思いますが、同じ流派の同じ技でも、道場が違えば技の要点、細かな動作が変わることがあります。
これは多分、指導されている道場の先生の技に対する解釈が違ったりすることが原因かな、と思っています。
そんな理由もあり、別の道場から来た人の中には「自分がやっている技こそ正統だ!ここで皆んなが習っている技は偽物だ!」って言う人がいます。(だいぶレアですが)
試合がある格闘技なら「強い人の言うことは大抵正しい!」て言う考えが共通認識としてあると思うので、よそのグループの人の指導も聞き入れやすいですが、合気道って基本的に試合が無いので「自分の先生の指導が絶対!」って固まりがちな気がします。
私の道場にもそう言う人が来ていたことがありましたが、先生や先輩の見えないところで同期や後輩に「この道場の先生はインチキ」みたいこと言っていたみたいで、そんな性格も相まって早々に来なくなりました。
もしかしたらその人が本当のことを言っていて、自分らの方が催眠状態にある、ってこともあり得ますが、そこを深く疑っても良くないでしょう。
自分の稽古のやり方に疑問がある人は、いくつか別の道場で稽古してみるのが良いかもしれませんね。
稽古で強く掴むと「こんな掴み方は間違っている」「全然なっていない」と言われる。
私も実際に言われたことあります。
前述のとおり、合気道は基本的に試合が無いため、「自分の先生の教えが正しい!」て傾向がつよくなりがちだと思います。
私は「剛力を無慈悲に使ってくる相手にも技をかけられる人が大凡正しい」くらいに思っているので、後輩や段位が下の人でなければ、基本的に全身全霊で掴みかかります。
(もちろん体格差や年齢差は多少考慮しますよ!)
以前本部道場の稽古に参加させてもらうことがあって、その際にご高齢の女性(段位不明)の方と組むことがあったのですが、いつもの通り掴むと「あなたの掴み、全然なっていないわ」と言われました。
内心「うわぁ」と思いながら、極端に力を抜いて掴み、大げさに合わせて技を受けたところ、「そうそう!できるじゃない!」ていわれましたね。
あとは指導する側の高い段位の先生で、稽古の中で他の人が囲って見ている状況で片手を掴んだところ「こんな掴み方していたらすぐやられる」と言い、先生が急に空いている方の手で私の顔を叩いてくる素振りをされたこともあります。
「おいおい、今は合気道の稽古中だろ?それがありなら約束稽古にならないじゃん。じゃあ俺が約束にないキックとかしてもいいん?」
て不満タラタラでしたね(笑
しかもこの先生は稽古中にサングラスをかけるという変わった人でした。
たまに本当にスゴい技使う人がいる
前述の「高い段位でも実力の怪しい人」がいる一方、本当にスゴい技をかけてくる方もいます。
私は20代そこそこの時に体も少し鍛えていたのですが、小柄で70歳を超えている先生に「力負け」したことがあります。
本当に筋力で負けたのかはわかりませんが、技を受けた感覚としては「自分のぶつけた力が倍になって跳ね返ってくる」て感じでした。
他にも「いれた力がフワーっと抜かれていく」感覚や「自分では力を入れているつもりなのに、(先生の赴くままに)操作されてしまう」ていう感覚の技をかけられたこともあります。
皆高い段位で、稽古していた場所、背景が異なる先生方でした。
技の感覚が違ったのもそれが理由かもしれませんが、どれも面白い体験でした。
そういう先生は皆態度も柔らかく、ある技が上手くかからない時は「〜さんは体が強いから上手くかけられないですね〜」と言って受けの人のせいにはしない、ていう謙虚な姿勢のかたばかりでした。
皆さんが道場を選ぶ際は、「先生が仕切っている道場」よりも「先生が偉そうではなく、門下生から好かれている道場」を探してみるといいかもしれません。
酒で酔うとお互いに技をかけ始める
これは「筋肉自慢の人たちが飲み会で腕相撲する」くらい常識だと思います。
やはり好きなものが一緒だと、アルコールが回ってくるにつれて「あの技がかからない」「あの技をもう一回見せてほしい!」と言う話になって、「よし!じゃあ掴んでみろ!」と言う流れになりますね。
もちろんお店の迷惑にならない範囲でですよ!
最近はコロナで渡航制限や飲み会も制限がかかってそういう機会が無くなってしまい、少し物寂しいですね。
まとめ
まとめておくほどの事は少ないですが、一応まとめますね。
重要なことは以下のとおりです↓↓
- 合気道で高い段位を持っていても、本当にすごいかどうかは受けてみるまで分からない。
- 「先生が仕切っている道場」よりも「先生が偉そうではなく、門下生から好かれている道場」の方が良いと思われる。
- 飲み会は寡黙な先輩から技を習うチャンスである笑
「合気道気になる!」て人が増えたら嬉しいです!
合気道に興味が出た方は下の記事もご覧いただけると嬉しいです
ゆるい内容となりましたが、また思いついたらこんな感じの記事を書いていきたいと思います。
それではまた!
コメント