こんにちは!
今日は合気道歴4年以上のアキが自身の経験を踏まえて、合気道についてよく知らない方向けに説明していきます。
アキです。
約4年程みっちりと稽古して、二段をいただいています。
今でも稽古はしていますがは総合格闘技(MMA)をメインでやっています。
これから合気道始めようか悩んでいる人の参考になればと思います。
それでは早速ありがちな疑問について答えていきます。
合気道ってどんなの?インチキじゃない?
合気道って触れずに人を倒したりするやつ?
インチキじゃないの?
これについては誰もが考える疑問だと思います。私だって今だに考えたりします。
これについてアキの個人的な意見を踏まえた回答は、、、
間違っているとも言えませんが、一般的な「合気道」のイメージでは無いです。
あと、そう言った技が一概に全てインチキとも言いきれません。
になります。
詳しく理由を説明しますね。
触れずに人を倒す技とは?
まず、合気道をしていて師範等から習う技の中に、触れずに人を投げたり倒したりする技はありません。
(少なくとも私は今まで無いです)
そう言った技は”合気道”ではなく、”〜流合気術”とかと命名されてたりする別の武術(?)であることが多いです。
(そういった動画を見たときは、概要欄とか胴着に流派の名前だったりが書いてるかもしれません)
「合気道の技」としてやられている方もいるかもしれませんが、それは合気道ではなく最早別の武術になるんじゃないかと思います。
私もそう言った技を使う先生に教えていただいていますが、その先生は合気道の技ではないとおっしゃった上で指導されています。
なぜ全てがインチキと言えないのか?
これについては上述の先生を例に話していきますね。
上述の先生も、兄弟子の先輩方を触れずに投げるといった技を披露することもあります。
私も受けたことはありますが、そこまで効きませんでした。
受けた感覚を例えると、目の前に急にパッと手をかざされると「おっ?!」てなって少しのけ反ってしまうあの感覚に近いです。
距離感とか視覚・意識の死角をついて体勢を崩す、と言うことをやっているのかなと思いました。
この辺の話はマニアックなので、別の機会に書きますね。
とりあえず一番言いたいことは、受けたこともない技を安易に「ヤラセだ!」と決めつけるのは性急すぎるかもしれないですよ、てことです。
合気道って強い?弱い?
結局のところ合気道って強いの?弱いの?
この疑問も多くの人が持つものだと思います。
合気道二段になった後、総合格闘技を始めたアキの結論は以下です。
ケンカや格闘技ルールで活用するのはほぼ無理です。
なので、どちらかと言えば「弱い」かもしれません。
「強さ」の定義とかはこの際その辺に置いておきます。
一般的な「ケンカ」や「格闘技等の試合」で通用するのか、って視点で見た回答になります。
私は総合格闘技もやっていますが、まあ負けます。
合気道の技をそのまま使える!って場面もほぼ無いです。
プロ格闘家選手にも「合気道」がバックボーンの方もいるそうですが、かなり少ないかと思います。
合気道で身についた、「柔らかい思考」や「身体操作」がトレーナーさんに褒められることもありますが、その辺は書くと長くなっちゃうので、またいつか書きますね。
短期間で強くなりたいなら、キックボクシングとか実戦空手の方が断然良いでしょう。
合気道して得する事ってある?
合気道やってて得することあった?
「合気道やっても格闘技への昇華は難しいなら、合気道やって得することって何?」て疑問が湧くと思います?
「運動不足解消!」とは言いません。
これも確かに合っていますが、アキの回答は以下のとおりです。
ありますよ!
私にとっての一番の得は、技を上手くかける為の「相手を不快にさせない」というコンセプトが日常の人間関係にも生きてたことですね!
これは本当に個人的な経験談ですよ。
合気道の技って、「技をかけられる側(受け)」がある程度「技をかける側(取り)」に合わせる約束稽古なんですが、それでも技を無理矢理かけようとすると痛みや恐怖感を「受け」に与えてしまい、技が思うようにかけられない事が多いんですよ。
私も稽古を重ねていくうちにそれに気づいて、「技をかけるときは受けの人が気持ちよく受けれるよう、不快感を与えず、かつ要所を押さえたものにしよう」と心掛けるようになりました。
なんかそう思うと、向かってくる相手に対しても優しい気持ちが湧いてくるんですよね。
私は元々コミュ障気味な人見知りだったのすが、そういう稽古を積み重ねていくうちに、日常で関わる人たちに対しても、以前よりも柔らかいコミュニケーションを取れるようになった気がしました。
このコンセプトを意識し始めた当時は「なんだか最近幸せだな〜」てなりましたよ笑
どんな人に向いている?
どんな人に向いてる?
最後は「合気道やりたいけど運動経験無しの私でもいける?」って人向けの回答です。
私の回答は以下のとおりです。
どんな人にも向いてると思います。
数年間ろくに運動もやっていなくても、いざ稽古に参加すると意外と動けちゃうってところが合気道の大きな魅力です!
私も小中高部活歴、まともな運動歴無し・ポッチャリ体力無しでしたが、毎日楽しく稽古できました!
興味がある方は体験されてみることを強くオススメします!
私の通う道場では、たま〜に転勤とかから帰ってきて数年間振りに顔を出されつつ稽古に参加する方もいます。
流石に体力面は落ちていますが、技は普通に上手くてビビります笑
頑張って磨いた技が、数年稽古から離れてもほとんど劣化することなく、また稽古を続けることで磨き続けられるというのも合気道の大きな魅力の1つだと思います!
まとめ
かなり端折ったのですが、長くなってしまいましたね。
今回の記事をまとめるとこんな感じです↓↓
Q1.合気道って相手に触れずに倒すやつ?インチキじゃない?
A1.間違っていないかもしれないけど一般的なイメージでは無い。インチキかどうかは触れてみないと完全には分からない。
Q2.合気道って強い?弱い?
A2.格闘技の試合では使いにくい技術だと思うので、どちらかというと「弱い」と思う
Q3.合気道をやって得したことは?
A3.人とコミュニケーションを取る際に優しい気持ちになり、幸福感を感じやすくなりました!
Q4.どんな人に向いている?
A4.どんな人でも向いていると思う。
強いて言うなら他人と会話ができる人。(ボディランゲージも可)
他に合気道に関する質問等あれば、お問合せいただければ答えたいと思います。
回答はアキの経験談がメインとなるので、その点はご了承ください。
それではまた!
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